うつ病について その2

サービス管理責任者の日高です。前回に引き続き、「うつ病」について調べてみました。

まずはうつ病になりやすい人。

・真面目で責任感が強く、自分に厳しい人
だそうです。

私自身は前者は当てはまってると思います。後者ははっきりわかりませんが、物事が悪い結果になった場合、他人のせいにはせずに自分が上手くやっていれば。と思ったりはします…。って丸々当てはまりますね。

続いて、うつ病の症状です。

【身体的、行動的パターン】
・不眠
・拒食、異常な過食
・吐き気
・頭痛
・明るい場所を嫌う(太陽光、白熱灯)
・人と会う事を嫌がる
・外出を苦痛に感じる
・シャワーを浴びるのも嫌がる
・高熱があるかのように身体が怠い
・とにかくベッドや布団に潜り込んで出たがらない
【心意的、発言パターン】
・自己否定ばかりの発言
・「死にたい」ではなく「消えたい」と言う
・何もする気になれない
・そのような行動、心意の自分を責める
・会社や周りに迷惑をかけてしまう、という気遣いさえ思い浮かばない

更に悪化すると、会社やまわりへの配慮すら思考から消えて引き籠るようになるそうです。私自身も当時はほとんどのパターンがあてはまってました。

次にうつ病が再発する原因と予防について

・医師の処方を守らずに服薬している。
調子が良い時は薬を飲まなかったり、あるいは飲み忘れる。
調子が悪い時は自己判断で多めに薬を飲んでしまう。

治らない人には、こういう薬の飲み方をしている人が多く見られるそうです。基本的な事ですが、薬は必ず医師の指導を守って飲みましょう。

・不規則な生活をしている。
うつ病は症状に波がある病気なので、なかなか毎日一定のリズムで生活するという事は難しいかもしれませんが、生活のリズムを整えるのは私も大事だと思います。生活リズムが不規則だと、服薬のタイミングもずれてしまいますから。

実際に私も、生活のリズムを整えるために朝は決まった時間までには布団から出る、昼寝してしまっても、夜も眠くなくても決まった時間には布団に入ることを実践していました。

不眠があったので睡眠導入剤は服薬して、横になってテレビや本などを見ている間には眠れていましたが。(テレビはオフタイマーで自動で切れる様にしてました。)

・昼夜逆転の生活をしている(日光浴をしていない)
セロトニンは日光浴からも分泌される性質があるそうで、できれば朝8時前の柔らかい光がいいようです。季節にもよりますが日中の光では強すぎるので朝は7時には起きて一時間ほど日光浴をする習慣を付けましょう。私も毎朝ベランダに出て日光浴を行ってます。

・食事に問題がある
セロトニンを分泌するホルモンを含む食品があり、チーズ、バナナ、赤身魚、ナッツ類、納豆、すじこ、たらこなどがセロトニン分泌に有効な食品だそうです。

また、白米やその他、自律神経を整える働きのある緑黄色野菜や青魚も治療の回復に役立つとのこと。なお、セロトニンはゆっくり噛むという動作でも分泌が促されるようなので、サプリメントで栄養を取るのはお勧めできないそうです。

というのも、セロトニンも過剰に分泌されるとセロトニン症候群という障害が起こってしまうこともあるのでサプリメントで摂取するのには注意が必要ですね。(どうしてもサプリで採る場合は必ず医師に相談しましょう。)

・心理療法を受けていない
先にも書きましたが、うつ病になるにはきっかけがある場合がほとんどで、身近な人の死、仕事や対人関係の不安など、大きなストレスがそのきっかけの人が多いかと思います。

中には、そのストレスを心理カウンセラーに話して吐き出すだけでもうつ病の症状が軽くなる場合もあるようです。私も主治医に話すだけで少しは楽になってました。

しかし、うつ病の場合はストレスはきっかけに過ぎ無いケースも多々あるようで、ほとんどが本人の『認知のゆがみ』と言われるその人独自の物事の受け取り方が原因でもあるみたいです。

心理療法により、その歪みをただしてゆくことでうつの症状が軽くなる人も多くいるようです。もし、長年うつ病に苦しみながらも心理療法を受けていないようでしたら、受けてみるのもいいかもしれません。

私自身、うつ病が完治しているわけではないのですが、うつ病は治る病気なので、早期に治療することが望ましいようです。長年うつの状態に慣れてしまうと治るという感覚がわからなくなるからです。

最後に、うつ病の治療法のほとんどが服薬によるものですが、薬だけに頼ると治りにくかったり再発しやすかったりするようです。うつ病は脳内のセロトニンの分泌が減少する事で起こりますので、薬だけでなく、普段の生活習慣でセロトニンの分泌を促すようにする必要があります。

うつ病の人はまじめで責任感が強く、物事がうまくいかないと自分の責任だと感じてしまう傾向がありますので、常に最悪の状態になることを心配したり、人の評価を気にしすぎる面もあります。そういった『認知のゆがみ』を認識することが、完治への近道となるそうです。

もちろん、医師の処方に従って服薬する事は大切ですが、しかし薬だけ飲んでいれば治るという考えでは完治は難しいようです。普段の生活態度、食事、そして何よりも考え方の癖、「自分がどういう場面で頑張りすぎてしまうのか」、「どういう時に自己嫌悪に陥ってしまうのか」を認識する事を意識できたら良いと思います。

私自身も気を付けて今までの考え方の悪い面や癖などを改善して再発の予防をしていきたいと思います。

うつ病は誰でもなり得る病気なので、もし、あなたも、うつ病かも?と思われるようでしたら、一度、心療内科を受診してみてはいかがでしょうか。また、うつ病とよく似た症状の病気もたくさんあるので、症状があてはまるからといってうつ病だと確信しないようにもご留意ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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